京都市山科区にて屋根修理 〜棟部分瓦設置〜

先日より、京都市山科区にて屋根修理工事を行なっております。

前回までは、新しい瓦の設置が完了しています。

今回は屋根の棟部分の熨斗(のし)瓦を設置をしました。

 

 

熨斗瓦とは、屋根の棟の雨水を表側と裏側に流すために、冠瓦の下に積まれている瓦のこと。

繋ぎ目から雨水が入らないよう、つなぎ目に土を塗り込みながら位置をずらして3~7段積み上げます。
段数が多いほど雨水の侵入を防ぐことがでるのです。

瓦割りをテレビでよく見ることがありますが、それに使われる瓦がこの熨斗瓦です。

元々割って使うための瓦の為、真ん中に線が入っています。

 

瓦屋根の棟部分は他に、冠瓦、鬼瓦、巴瓦と呼ばれるものがあります。

 

引き続き、作業の様子をお届けします。