京都市上京区にて瓦屋根葺き替え
- 2022.05.20
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京都市上京区にて行った瓦屋根の葺き替えの様子です。
Before
After
場所 | 京都市上京区 |
築年数 | 築40年 |
施工期間 | 1週間 |
施工面積 | 30平米 |
今回ご依頼を受けたお宅は築40年ほどの京町家。
天井が剥がれてしまうほどの大きな雨漏りが発生してしまっておりました。
これまでにメンテナンスや工事はされていなかったとのことで、原因は経年劣化による漆喰や下地などの傷み、劣化した漆喰から雨水が侵入して屋根の下地部分である防水シートや下地板を腐食してしまっていたことが大きな要因でしょう。
京町家独特の「うなぎの寝床」と呼ばれる、間口が狭く奥行が深いつくりのお家だったため、今回は屋内から外へ資材などを運ばせていただきました。すぐ隣に建物が隣接しているので足場を立てるのも難しい環境でしたが、なんとか無事工事も終わり雨漏りもしっかり修繕できました。
今回のような雨漏りを未然に防ぐためには、やはり定期的な屋根のメンテナンスが欠かせません。
瓦はメンテナンスフリーの屋根材として知られておりその耐久性は50年〜100年と他の屋根材と比べ圧倒的に優れておりますが、瓦屋根を支え雨水から屋根を守る漆喰や、下地板、ルーフィングといった部分はメンテナンスが必要。
瓦屋根の適切なメンテナンス時期はおよそ10年に一度です。
10年に一度でも、検査をしてみると屋根のどこかは傷んでいることが多いです。雨漏りの心配もなく生活に支障のない傷みも中にはありますが、放置しておくと雨漏りを引き起こしてしまうものもあります。
雨漏りが発生していない段階での修繕は、腐食した資材などを撤去する必要がないため安い費用で済み、その後の雨漏りの心配も当分はなくなります。しかし雨漏り後の修繕となるとやはり撤去費用や新しい資材なとのコストがかかってしまうため費用も高額になってしまうのです。経済的に、かつ屋根を健康に長く保つためには、定期的な検査とメンテナンスが重要というわけです。
この度は、Roof・鎌田にご依頼いただき誠にありがとうございました。
京都の屋根工事・雨漏り修理はRoof・鎌田にお任せください!
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